青梅市内の散策と青梅線に「華」が入線してくるので、青梅にやってきました。

台風の影響なのか、天気は曇り気味で雨が降る直前みたいな感じです。

青梅駅付近での駐車場があまりないので、北側の公園に停めることにしました。

ちょうどJR東日本の「青梅鉄道公園」が隣にあって最初にそっちに行ってみました。

入場料を100円払って中に入ると、蒸気機関車達がお出迎えしてくれます。

中でも目立つのが、「E10-2」機関車です。

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なんといっても、このデカイボイラーです。タンク式機関車でありながら、この大きさの

ボイラを積んでます。タンク式とは、SLの後ろについてる炭水車(石炭と水の貯蓄車です)

が機関車と一体型になった機関車です。バックが得意なので、小さい路線区などで活躍できます。

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そして、一番の特徴は機関車の動輪がなんと5つもついてること。

最初のアルファベットは動輪の数なので、山口線のC57は動輪が3つ・上越線のD51は4つ

付いてることになります。E10は5つという事になります。

なので勾配区間用の用途で使用を考えられた機関車です。

しかし・・・ 動輪が多すぎて急カーブが多い路線には不向きなのと戦時中に製作されたことも

あって性能があまりよくなく、5両のみで終わりました。

その2号機がひそかに展示されています。日本で唯一の車両なのでぜひ見てください。

Panasonic DMC-G1 + 14-45mm